

今できる最善を尽くす
INTERVIEW
通関
横浜支店 通関二課
入社20年目
入社して最初の5年半は神戸営業所の所属となり、他法令に関する業務を担当していました。その後は大阪支店、本社と異動し、2013年4月には事務職から総合職へとコース転換をしました。そして翌年の2014年から2021年3月までの間には3回の産休・育休を取得しながらキャリアを積み、現在は横浜支店に所属しています。エリアの異動はありましたが、入社以来一貫して他法令業務に従事してきました。
WORK
担当している仕事について
現在は主に、検疫所(厚生労働省)への届出業務を担当していて、原材料や食品添加物の使用、製造方法などが日本の食品衛生法に適合しているのかを確認しながら食品届出を行っています。長年にわたり他法令業務に従事していますが、規制などの変更や追加がよくあるため、覚えることに終わりはありません。ミスなく、そして迅速に通関許可へとつなげられるよう、日々努力しています。


EPISODE
印象に残った仕事エピソード
事前の輸入相談で、原材料や食品添加物の使用状況、製造方法について確認していた商材を実際に届出した際に、検疫所から違反の疑義が生じたことがありました。原因は、提出した書類では食品添加物の使用状況が正しく伝わらず、解釈の違いが生まれてしまったことでした。内容を再度精査して、検疫所に説明したことで無事に審査が終了したときは安堵したのを今でも覚えています。検疫所とは書類でのやり取りが基本ですので、的確で伝わりやすい書類を作成することがスムーズな審査終了につながると改めて実感した出来事でした。


VISION
今後どんな仕事をしていきたいか、将来のビジョン
他法令は、関係する法律や国別・食品別の規制などが多岐にわたるため、知識と経験の地道な積み重ねが必要になります。また、これからは少子高齢化がますます進んでいくことで、輸入する商材にも変化が起こるかもしれません。子育ても徐々に落ち着いてきたので、これまで経験の少なかった商材の対応にもチャレンジし、新たな知識と経験を得ながら、時代の変化に対応できるような専門性をさらに高めていきたいと考えています。また、多種多様な商材に触れることで得られたものを後進の育成にも役立てて、他法令チーム全体の底上げにも貢献していきたいと思います。

CHILDCARE
子育てと仕事を両立するために工夫していること
“両立できています!”とはとても言えませんが、タイムマネジメントは常々意識しています。子供の送迎の関係で、就業時間に限りがあるため、業務の優先順位や一つの業務にどれくらいの時間を割けられるかを考え、日々試行錯誤しながら業務にあたっています。
子育てしながら働きやすいと感じる部分
産休・育休、復職後の時短勤務制度、看護等休暇制度を利用しましたが、どれも大変助かりました。その中でも、看護等休暇制度が復職後の働きやすさにつながったと感じています。看護休暇は有給休暇とは別に子供一人につき5日間付与される休暇ですが、時間単位での取得も可能なので、度重なる急な発熱やお迎え、予防接種の際にとても助かりました。